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校長挨拶

校訓「われらの信条」
石黒臥龍 書 (昭和4年3月本校卒業・旧職員)

校長挨拶

校長  川口 宗泰

 愛知県立愛知商業高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
 本校は、大正8年(1919年)3月に愛知県立商業学校として創立され、2019年度、 創立100周年の記念すべき年を迎えました。
 開校以来、「質実剛健」「文武両道」を校風に掲げ、この間、3万人を超える卒業生が 地域産業界において有為な人材として活躍しています。
 平成25年12月、ユネスコスクールに加盟し、ESD(持続可能な開発のための教育)活動を進め、 環境問題や社会問題等への積極的な取り組みを行っています。
 また、平成28年8月、マレーシアのSEKOLAR SERI PUTERI校と姉妹校提携を行いました。 国際交流を通して異文化に対する理解を深め、グローバルな人材の育成にも力を入れています。
 このような本校の教育活動が認められ、文部科学省の「地域との協働による教育改革推進事業」に研究指定されました。 この研究は、令和4年3月まで3年間継続され、大学や専門学校などの教育機関、 商工会議所や企業などの産業界からの支援を受け、『生きたビジネス』を学習してきました。
 また、令和5年度入学生より小学科をITビジネス科、会計ビジネス科、グローバルビジネス科に改編し、人生100年時代の生涯にわたりビジネス社会で活躍できる人材の育成を目指し、 愛商だからできる、愛商でしかできない商業高校ならではのビジネスの視点満載の活動を行っていきます。

 本校ホームページで、生き生きと活動する生徒の様子を感じ取っていただければ幸いです。

校訓の由来

 第七代 浅岡美徳 校長は、従来、成文化された校訓のないのを遺憾に思われ、生徒訓育のよりどころとして、 従来の伝統に鑑み、かつ時代の流れを察し、次の校訓を「われらの信条」として、昭和36年4月24日に制定されました。

   『われらの信条』
     理想を高く 真理を追ひて
     明るく楽しく 力を協(あわ)せ
     自ら進んで 責務を果たし
     友情篤く 校風樹(た)てん

 昭和36年3月から、39年4月までは、私の公立学校最後の年月であった。商業教育に経験のうすい私は、 愛商にふさわしい校風の樹立を念願し、和と学の二つの根幹を立てた。「以和為貴」は私の崇拝する聖徳太子の訓えである。 これをわが愛商の校訓のよりどころとして具現せんとした。
 (中略) 次いでそれまでになかった校訓を作った。「理想を高く真理を追いて、明るく楽しく力を協わせ、 自ら進んで責務を果たし、友情篤く校風樹てん。」
 これは若人の意気と友情と学窓との、明るく楽しい学園の建設を希求したものである。

(第七代校長 浅岡美徳 氏 『愛商五十年誌』より抜粋)

石黒臥龍先生について

 本名 石黒美代三郎
  昭和 4年 3月  愛知県愛知商業学校 卒業
  昭和30年 3月  愛知県立愛知商業高等学校 教諭
  昭和32年11月  日展初入選 (以降18回入選)
  昭和41年 1月  東海創玄書道会 創立 (初代代表となる)
  昭和49年 3月  愛知県立愛知商業高等学校 退職
  昭和63年 4月  永眠